いつ来るか分からない大地震。備えておくべき物は。体験者が語る①

石川県珠洲市。2023年のゴールデンウイーク中に起きた震度6強。
私自身東日本大震災を体験し、つくづく思った事をのべます

備えておくべきNo1は「水」

水には「飲み物用」「トイレ用」の2種類がある

飲み物用

地震が起きれば電気が止まり、水道が止まります
地域にもよりますが、最低3日分の飲用水が必要です。
我が家では2リットルの飲料水6本が保管していたので大丈夫でした。
飲み水を食器等を洗うのに使用すると、あっという間になくなります。
そこで使い捨ての紙の皿や割りばしを使い、無いときは食器にラップを敷いて洗い物をなくしましょう

水の主な働きは物質の溶解、物質の運搬、体温調節です。
日最低2リットル(飲料で1リットル、食べ物から接種する1リットル)が必要とされています。しかし夏に起きた地震と、冬に起きた地震とでは水分の摂取量が違います。5日分の水があると安心ですね。ちなみにイオンでは2リットル75円

余談ですが外国の方が日本にいらした時に言います「日本は水は安い」ありがたいことです。また余談です、外国の方が豊富な日本の水脈を狙っているとか・・・。えらいこっちゃ
フランスは各地で水脈が枯れてしまい、大変だそうです。
日本では蛇口をひねれば水道水が飲める。震災を体験し改めて日本はすごいと思いました。

改めてびっくり「トイレ用の水」

人間は食べなければ生きていけない。しかし食べれば「出る」。生き物なら当たり前。もよおしたらその辺に穴を掘って用を足すわけにもいかず。結局自宅で。
トイレに用を足しても、流すのに結構な水がいるのには改めてびっくり。
ではどうする?お風呂の水をバケツに汲んでトイレに置きました。
いつ来るか分からない地震のために我が家ではお風呂の水は常に張っています。

改めてびっくり「洗髪で使う水」

体はタオル等で拭けば何とかなりますが、頭髪はそうはいきませんね。
水が止まって3日もすると髪がゴアゴアになり気持ちが悪くなります。そこで空いた飲料水用の2ペットボトルに水を入れ、キャップに複数の穴をあけ、キャップを下にして洗濯物を干すバーに引っ掛け即席のシャワー、いざ洗髪しました。
第一声「冷たい」シャンプー後のコンディショナーは水が足らないのでやめました。シャンプーのぬめりをとるのに2リットルでは足りません。いかに普段大量に水を使っていたのか改めて解りました。

最後に

地震で家屋崩壊、地割れや土砂崩れ、メディアを通して目にします。心が痛みます
「備えあれば」と思いますが、「まさかわが身に」災害が起こるとは思いませんよね。
今回石川県珠洲市で起きた地震は、珠洲市では住宅など少なくとも建物6軒が倒壊し、120世帯以上で断水した。市は午後2時現在、6カ所で土砂崩れを確認。電気とガスは目立った被害がない。金沢、輪島両市の各1軒でも住宅の一部が破損した。
あれだけの地震でこの被害で済んだのは、世界的に見ても奇跡に近いです。

東日本大震災でも津波がなかったらあれほど死者が出なかったったであろう。
今回も津波が来なくて穏当によかった。
今はニュース速報で「今回の地震津波の心配はありません」と真っ先に教えてくれます。それだけ重要だからでしょうね。


1人の方が亡くなったことに心を痛めています

65歳の方と聞いています。65歳とは年金をもらえ始める年齢です。
実は私も65歳で今年3月に年金機構に申請しました。厚生年金に何十年も税金を支払い、いざ年金を頂ける年齢です。これからゆっくり?して老後を楽しんで行くうえで夢もあっただろうと同年代としてがっかりです。さぞかし本人も急に終わった人生も納得していないと思う。ご冥福をお祈りいたします