人は同じことは繰返すんですね

昨日2023年4月6日 阿武隈ライン下りの安全祈願祭が行われた。
動画が流れた。船には祈願祭に参加した背広を着た方などが写っており、女性の姿も見受けられます。フローティングベストは体のすぐ近くにあるものの着用はせず義務ではなく、促すとのこと。誰も着用していません。私なら乗りません。水の怖さを知っているからです。

京都保津川
2011.7.31ボート転覆。1名死亡
2015.8.21 58歳船長死亡
そして近日
2023.3.28 24人乗船、51歳船頭、40歳男性死亡

知床観光船事故 
2022.4.23 26人全員が犠牲に

家内の実家は海から50m 漁港近くにあります。小さいころから水死者を多く見ていたらしく、海近くを車で走っているとパニック状態になります「海に落ちたら死ぬ」

とおもっているようで、本人はそんな死に方はしたくないと言っていました。

私は昔から釣りをしているためか何名か死亡した方を見聞きしています。海であろうが川であろうが、水をなめてはいけない。
船に乗る方は大丈夫だろうと思って乗船するだろうが、私が乗船するときは、船が何かにぶつかって船から投げ出されたら、または船底に穴や船が沈没するかもしれないという前提で乗ります。
だからいつもフェリーなどの大きな船でも、ベストを身に着け乗ります。私は泳げますが、泳げるから助かるとは限りません。
飛行機に乗ると救命胴衣のつけ方・使用法を必ず説明をうけますよね。

遊覧船や船下りは無いですね。飛行機の場合着水したら救命胴衣が生死を分けます。
阿武隈ラインは京都の事故以来、抱えるタイプの救命胴衣からライフジャケットをひとつひとつの席に置き着用を促しているようですが、着用の仕方の説明はあるのでしょうか?

フローティングベストはジャケットを着るように羽織るだけではいけません。しっかり身にフィットするように紐を締める必要があります。また股ヒモというのがありましてしっかり体に装着するのが必要ですね
ライフジャケット股ひも取り付け方法 - Bing video

股紐は落水の際にフローティングベストが脱げるのを防いで、確実に体が水面に浮くようにする役割があります。そのため、股紐なしでフローティングベストを着用していた場合、フローティングベストだけを水面に残して、体は海中に沈んでいってしまいます
スカートの方は難しいですかね。

前の記事にも書きましたが、人は2分以上水中にいると死にます。運よく助かっても脳にダメージを受けます。
入院しているとなかなか人間って死なないなと思いますが、医療が発達しているからで、無防備に海や川に投げだされたとはきあっけないです。

今日6日午後、陸上自衛隊の隊員ら10人を乗せたヘリコプターが消息を絶った。1978年から使われている。トラブルの少ない2つエンジンを搭載した実績のあるヘリコプター。お偉い方が乗っているところ整備もされ、優秀なパイロットがを含め10人が乗っていたのに、まさに「ありえない事が起こった」。でも人は見つからない。おそらく絶望的であろう。ベストの装着云々ではなさそうだ。陸の上を飛んでいれば状況もわかるだろうが、海の上を飛んでいて機体にトラブルがあった場合、近くに船があれば何とかなるかもしれないが、何もない場合事故に気が付かず救助もできないだろう。

海の上を飛んでいて「もし」の場合マニュアルはどうなっているのかな?あっという間の出来事で何もできないだろう。早く見つかるといいのだが。

話は変わるがアメリカで銃乱射、子供がまた犠牲になった。「あーまたか」何度も繰り返す。
よその国の話ではあるが、日本の明治9年の廃刀令のようにアメリカにある銃をすべて回収、廃棄して、使用して物は重罪にするといったことをやらないと「またか」になるのではないか。自分の身は自分で守るアメリカの考えや、ライフル協会というものが政治家と関係があるようでいつまでたっても女子供が犠牲になるのは間違いない。今日のTVで銃規制を訴えた議員さんが逆に賛成多数で除名になった。  ずっとやってろって感じですが、だが子供はやめてくれ。

韓国セウォル号など子供が犠牲になるのは我慢できない。